こんにちは!woodstockです。
今回は、医学生が受験の時に実際に使っていた英語の参考書を紹介したいと思います。
方法としては、同じ医学部の友達何人かに受験時代に英語のどんな参考書や問題集を使っていたのかということをリサーチして、それをまとめていくという感じでやっていきます。
なお、調べていく中で、僕と同じ参考書や問題集を使っていた人もちらほらいたのですが、それに関しては別の記事で紹介しているので割愛させてもらいました。
あくまで今回は僕以外の医学部生がどんなものを使っていたのかを紹介するという目的なので、そこはご了承ください。
僕が使っていた英語の問題集や参考書の紹介と、その使い方についてのレビュー記事のリンクは、この記事の最後に貼っておきますので、気になる方はそちらもぜひチェックしてみてください。
ではいってみましょう~
問題集紹介
ではさっそく紹介していきたいと思います。
まずはみなさん気になるであろう「単語帳の選び方」 についてですが、これに関しては過去記事で、僕や僕以外の医学生がどんな単語帳を使っていたかに加えて、単語帳の使い方についても解説しているので、こちらを参照してみてください。
単語帳はけっこうばらつきがありましたが、ほかの分野に関しては同じものを使っている人が多かった印象です。
続いて「文法」の分野で使われていた参考書を紹介します。
Forest
文法が網羅された辞書的な参考書「Forest」です。
Forestの内容構成は、各文法テーマに対して3つのパートで解説される形となっています。
Part1では、その文法がどういうときに使われるのか、どういう意味なのか?という基本を理解することができます。
Part2では、基礎的な用法を具体的な例文を通して詳しく解説してあり、Part3ではさらに詳しい文法知識や周辺知識が解説されているという形です。
文章だけでなく概念図やイラストも豊富で分かりやすい紙面構成も特徴的です。
勉強法としては、このような網羅系の参考書は隅から隅まで読み込むのではなく、英作文、長文読解、構文などさまざまな勉強をしているときに文法的に分からないことが出てきたら、このような自分の決めた辞書的参考書を使って調べるという方法がおすすめです。
自分や友達が使っていて被ってしまった文法の参考書や、文法の勉強法などについてはこちらの記事で詳しく解説しています。英語を得点源にして医学部に入るための参考書〈文法編〉
これを読むことで文法が意外なところで役に立つことがわかって、勉強のモチベーションもあがればうれしいです!
ポレポレ英文読解プロセス50
続いて英文読解の有名どころ、いわゆる「ポレポレ」です。
ポレポレに収録されている50の例文は、大学入試で頻出の文法テーマが易しいものから難しいものまでバランスよく組み込まれています。
しかも、50の例文では、ただ文法事項と例題が載っているだけではなく、どういう風な考え方をすれば初見の英文でも読み解けるのか?という考え方のプロセスについても解説されています。
この問題集を使う目的は「和訳するためのプロセスを学ぶ」ということになると思います。
すべての英文解釈、英文読解の参考書に言えることだと思いますが、この手の問題集を解くうえで1番気を付けたいことは
「解説を読んでわかった気になる」
「ここに書いてある文章の訳だけできる」
という状態になることです。
特定の文章のみに対する武器を持つのではなく、どんなものに対しても使える普遍的な読み方ができるようになることを意識しましょう。
この分野に関しても僕が使っていた参考書や勉強法を詳しく説明したものがあるので、こちらも参考にしてみてください。英語を得点源にして医学部に入るための参考書〈英文読解編〉
英語長文Rise
次はZ会出版の「英語長文Rise」シリーズです。
この問題集は収録されている問題数が15題と、他の長文読解の参考書と比べても標準的なボリュームになっています。
また、長文1題あたりの単語数はレベル3が500~800語程度、レベル4が600語から1000語程度となっています。
記述問題と選択問題がバランスよく含まれているため、記述が多い国公立の入試と、選択問題が出題される私立の入試の両方に対応できるのが利点だと思います。
レベル3では、特に難関大の英語で必要となる知識が網羅的に押さえられており、長文を読むのに必要な汎用性の高い知識が押さえられている点が大きな特徴です。
レベル4はかなり難しい内容になっていて、一筋縄ではいかないと思うので、取り掛かる際は十分気を引き締めて臨むようにしましょう。
長文問題の分野で、自分の使っていたものと被ってしまった問題集などはこちらで紹介しています。現役医学生おすすめの英語長文の勉強法と参考書
竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本
最後は「竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本」です。
この問題集は見た目は分厚いのですが、問題の数はそれほど多くなく、例題が60題と演習問題がそれぞれに2題の構成で、合計180問ほどです。
例題にも演習問題にも複数の回答を例示してあるのがうれしいポイントです。
また英作文で必ずぶつかる「冠詞」と「単数か複数か」の問題に対して丁寧に解説されてあります。
本書では大学入試の英作文で大事なポイントである文法・文脈的な問題や細かなニュアンスなどもれなくすべて網羅していた問題集となっています。
解説は講義形式の文体で書かれているので、英文法や英作文に苦手意識がある人でもスムーズに学習することができると思います。
英作文に関しても、詳しくはこちらで解説しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
医学生の使っていた問題集は、どれも比較的有名なものの中からピックアップされていたように感じます。
ちなみに長文の問題集では「やっておきたい英語長文シリーズ」の使用率がダントツで高かったです。参考までに。
では今回はここらへんでお別れとしたいと思います。
またお会いしましょう~