今回は、おすすめの英語の単語帳やその選び方について紹介していきます。
自分のことだけを紹介してしまうと偏りが出てしまうので、大学の友達や高校の医学部に進学した友達が使っていたものも紹介しようと思います。
それではいってみましょう~
単語の重要性
みなさんは英単語についてどんなイメージを持っていますか?
おそらく多くの人がめんどくさくて面白くないものだと思っているでしょう。
僕もそう思ってましたし、今もそう思っています。この記事を読んでもそれは変わらないでかもしれません。しかし、現実問題としてある一定のレベルまでの単語は知っとかないとそもそも文が読めないということを理解してください。好き嫌い以前の問題でやらないと根本から崩れてしまう分野、それが英語では単語なわけです。
もちろん二次試験で出会う英文の中には知らない単語がほぼ100%でてきますし、その意味を前後から推測する力というものは必要になってきます。
しかし、それは最低限の単語の知識があることが前提です。
当たり前ですが、1つの文の中に3個も4個も知らない単語があれば、推測することすらできません。
目標としては、共通テストレベルの英文の中には知らない単語がない、という状態までは仕上げたいところですね。
高校時代に同級生たちから
「英語の上達の仕方が分からない」
「どうやったら英文がスラスラ読めるようになるのか」
とよく質問されていましたが、全員総じて単語力が足りていませんでした。
「単語帳は持ってるけど使ってない」とか
「なんか合わなかったから違うのにする」って言って何冊も単語帳を持っていたり。
英語ができる人はみんな単語がある程度暗記できています。対偶をとると
単語が暗記できていなければ、英語はできない
となります。
まあつまり何が言いたいかというと
単語、けっこう大事だぜ?
ってことです。
単語をきちんと暗記することは、英語という教科で戦っていくにあたって必須事項というわけです。
単語帳の選び方
英単語を覚えることが重要なのはわかりましたが、そのためには単語帳が欠かせません。そこで気になるのが「単語帳の選び方」だと思います。
正直に言って、今から紹介するものの中から選べば単語帳の質はどれも大きくは変わらないと思っています。どれも同じようなものです。
なぜなら医学部の同級生たちの使っていた単語帳はけっこうばらばらだからです。
これを使ったら落ちるとか、これを使ったから受かるということはないと思います。
大事なのは一度決めた単語帳を継続して使い切ることです。これに尽きます。くれぐれも単語帳コレクターにならないように気を付けてくださいね。
おすすめの単語帳
さて、では皆さんお待ちかねの単語帳紹介をしていきたいと思います。簡単に特徴も解説するので、参考にしてみてください。
英単語ターゲット
まず紹介するのは英単語ターゲットです。
僕は主にこの単語帳を使っていて、使い分けとしては1年生の時は1400を、2,3年生の時は1900といった感じでした。周りにも何人か使っている人はいて、まさに定番の一冊と呼ぶのにふさわしいのではないでしょうか。
必要最低限のことが書かれていてコンパクトにまとまっているので、そういうタイプがいいっていう人はおすすめです。
サイズも小さく、持ち運びしやすいのでどこにで持っていくことができます。
速読英単語(Z会)
次に紹介するのは速読英単語です。
僕が使っていた単語帳その2です。とはいっても、単語を覚える目的というかは速読を鍛えるためにちょくちょく読んでいたって感じですね。
コンセプトは有名大学の入試問題から抜粋された長文の中で、実際に使われている形で単語を覚えよう、というものです。文章の内容もさまざまな種類のものがあって面白く、後半になるにつれてレベルが上がっていく形式のため、無理なく読解力をつけることも可能です。
文脈の中で単語を覚えていくというのが好きな人におすすめの単語帳です。
システム英単語
続いてシステム英単語です。
シス単の愛称で親しまれているこの単語帳は、大学の友達の中では使っている人がけっこう多かったです。さすがシス単といったところでしょうか。
この本の特徴は、例文形式ではなく、その単語の最もよく用いられる表現形を2〜5語のミニマルフレーズで掲載しており、その単語を効率よく覚えることができるという点にあります。
また、レベル順に掲載されているため、志望校に合わせた学習がしやすくなっています。
入試で使われる形で単語を覚えられるので、実践力の面でも心強い単語帳ですね。
鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁
最後は鉄壁です。
言わずと知れた分厚い鈍器こと「鉄壁」です。
東大を志望していた高校の友達が使っていたのは知っているのですが、まさか大学の同期にも使っている人がいたとは思いませんでした。
聞き込み調査をしてみると何人か使っていた人がいて、数でいうとシス単よりやや少ないくらいかなって感じでした。
特徴はなんといってもその圧倒的な情報量でしょう。基本的な単語から難しい単語まで、また派生語から関連語まで丁寧な解説がついています。
単語にはイラストもついていて、視覚的にイメージをしながら覚えることができます。
また、英単語がテーマ別に分かれているため関連させて覚えることもできます。
ただ量が膨大なので、最後までやりきる強い意志がないとおすすめはできない印象です。
効率よく暗記するには
どんなにいい単語帳を使っていても、その使い方に無駄が多いと効果は半減してしまいます。
正しいやり方であれば、1日10分で単語帳の単語は全て覚えることができます。その効率重視のやり方の1例をこちらの記事で紹介しています。
他にも全教科の勉強法から、1日何時間勉強すればいいのかといったよくある質問にも答えているので、目次だけでもぜひ見てみてください。
まとめ
今回はおすすめの英語の単語帳やその選び方について紹介してきました。
みなさんの受験生活のお供にもなる単語帳を選ぶ手助けができていたら嬉しいです。
ではまた。